海外の料理動画やレシピサイトを見ていると、「flour 2 cups」「butter 1/2 cup」のように、分量がカップや大さじで書かれていることがよくあります。日本でもカップは使いますが、実は国によって1カップの大きさが違ううえ、粉やバターは体積と重さが一致しないため、そのまま計ると失敗の原因になります。
| 国・地域 | 1カップ | 大さじ1 | 小さじ1 |
|---|---|---|---|
| 日本 | 200ml | 15ml | 5ml |
| アメリカ | 約237ml | 約14.8ml | 約4.9ml |
| オーストラリアなど | 250ml | 20ml | 5ml |
アメリカのレシピで「1 cup」とあれば約237ml、日本の計量カップで言うと1カップと少し(約1.2杯分)です。大さじ・小さじはアメリカと日本でほぼ同じなので、そのまま使っても大きな差は出ません。ただしオーストラリアの大さじは20mlと大きいので注意が必要です。
カップは体積の単位で、グラムは重さの単位です。水は1ml≒1gなので1カップ≒237gですが、小麦粉はすき間の多い粉なので同じ1カップでもずっと軽く、はちみつは水より重くなります。このため、材料ごとに換算の数字を変える必要があります。
| 材料 | 1カップあたりの目安 |
|---|---|
| 水・牛乳 | 約237g |
| 薄力粉・中力粉(all-purpose flour) | 約120g |
| グラニュー糖・上白糖 | 約200g |
| ブラウンシュガー(ぎゅっと詰めた状態) | 約220g |
| バター | 約227g |
| 米(生米) | 約185g |
| はちみつ | 約340g |
いずれも一般的な目安です。粉類はふるってから入れるか、袋からそのまますくうかで10〜20%ほど変わることがあります。お菓子作りのように分量の正確さが大事な料理では、キッチンスケールで量るのがいちばん確実です。
アメリカのレシピはオーブン温度が華氏(°F)で書かれています。摂氏への換算式は「(°F − 32) × 5 ÷ 9」です。よく出てくる350°Fは約177°Cなので、日本のオーブンでは170〜180°Cに設定すれば問題ありません。
毎回早見表を見ながら掛け算するのは面倒なので、当サイトの「料理の単位換算ツール」を使うと便利です。材料と分量を選ぶだけで、カップ・大さじ・小さじ・ml・グラム・オンスへまとめて換算できます。
料理の単位換算ツール