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間違えやすいパーセント計算:割引の重ね掛けと「%」「ポイント」の違い

2026年9月29日 ・ naginata's tools

パーセントの計算は毎日のように目にするのに、ちょっとひねった形になると意外と間違えやすいものです。この記事では、買い物やニュースでよく出てくる「勘違いしやすいパーセント計算」を例題つきで整理します。

1. 「20%引きからさらに10%引き」は30%引きではない

セールでよく見かけるパターンです。10,000円の商品で考えてみましょう。

30%引きなら7,000円のはずなので、実際は28%引きです。2回目の割引は「割引後の金額」にかかるため、単純な足し算にはなりません。

2. 10%値上げして10%値下げすると、元に戻らない

1,000円の商品を10%値上げすると1,100円。そこから10%値下げすると、1,100円 × 0.9 = 990円で、元の値段より10円安くなります。基準になる金額が変わるので、同じ「10%」でも金額が違うのがポイントです。

3. 「%」と「ポイント」は別物

ニュースで「支持率が5%から8%に上がった」という場合、上がったのは3ポイントです。これを「3%上がった」と言うと誤解のもとになります。

同じ変化でも、「3ポイント増」と「60%増」では受ける印象がまったく違います。数字を見るときは、どちらの意味で使われているかに注意しましょう。

4. 税込価格から税抜価格を出す

消費税10%の税込価格が1,100円のとき、税抜価格は1,100円 × 0.9 = 990円……ではありません。正しくは 1,100円 ÷ 1.1 = 1,000円です。

「税込価格に含まれる消費税額」は、税込価格 × 10 ÷ 110 で求められます。1,100円なら100円です。軽減税率8%の場合は、税込価格 ÷ 1.08 で税抜価格になります。

5. 「AはBの何%?」と「AはBより何%多い?」

「何%か」と「何%多いか」は100%ずれるので、グラフや資料を作るときに取り違えないようにしましょう。

迷ったら計算機で確認

当サイトの「パーセント計算機」では、「AはBの何%か」「Aの◯%はいくつか」「AからBへの増減率」をまとめて計算できます。割引や値上げの確認に使ってみてください。

パーセント計算機
割合・増減率をまとめて計算できます。
チップ計算機
パーセントでチップを計算して人数で割り勘。